レビューっぽいもの第五弾。
それなりの長さになるかも。
全ルートクリア。
カントク絵が最高でした。絵が好きならマストバイ。キャラは全員ものすごくかわいいです。
音楽もかなりよかった。特にED曲のカラフルDiaryが最高です。
個人的には夏ノ雨より好きだわ。でもシナリオはありがち。
たぶん前作と比較しつつ書いてく。
Graphic | 90 | |
System | 80 | |
music | 90 | |
Story | 80 | |
World | 70 | |
総合 | 85 | |
今回から評価を"☆"から点数に変更。
新方式に従って過去のレビューの点数も書き直し。
ネタバレ結構含。続きは追記。
このYourDiaryのレビューは"かなり"贔屓目なレビューになってると思われます。
だから"参考程度"に留めておいてくだしあ。
"個人的には"夏ノ雨より楽しめましたし、ありがちながら高クオリティの萌えゲーに仕上がっていたと思います。
まあ単純にキャラがツボにはまったのと絵がカントク単独だったから俺得!っていうのが大きいんですが。
ですがまあ世間の評価は当然夏ノ雨よりはクオリティは落ちる、って感じみたいですね。
たしかにあれはよくできた名作だったのにくらべてこっちはありがちな良作レベルになってるしなぁ・・・
・ルート構成普通のADVと同じで、途中で各ルートに分岐。
ゆあ、紗雪、夕陽、かなでの4ルート。
ルートロックなどはなし。オプションからルートガイドをONにすると推奨選択肢が見られるので困ったときはONにしてプレイするといいかも。
推奨クリア順は、
夕陽andかなで(順番はどちらでもいい)
→ 紗雪
→ ゆあ
とくにゆあルートは紗雪ルートの後にやったほうがいい。
でないと紗雪先輩がただの百合だよ・・・
絵絵師はカントク単独。
カントク信者の俺としては最高だったね!
もう画集としてだけでも1万の価値があった。
背景に関して。一部イベントCGとかの背景などで作画崩壊が見られるのが残念。
それ以外は素晴らしいと思う。
立ち絵も質量共に素晴らしい出来。
イベントCG枚数
ゆあ:25(内HCG12)
紗雪:24(内HCG12)
夕陽:24(内HCG12)
かなで:23(内HCG12)
その他:5
SD:12
システムワイド画面。
設定項目は普通。ただし、別に"エンジン設定"項目があって、最適化設定などはこっちでいじれる。
システムボイスが全員分用意されていて、かなり長めのボイスが設定されている。
立ち絵、SD鑑賞はイベントCGの一部として実装。背景鑑賞はなし。
CG鑑賞には差分などをプレビューできる機能あり。ただしあんまり役にはたたない。イベントCGは1段階のみ拡大可
バックログ機能は、一番最初まで遡れる。
"指定した箇所に戻る機能"はなし。
キャラクターはよく動く。
シナリオ各ルートの山場は前作の夏ノ雨と比べても少なめで平坦な印象。
前作より泣けるシーンはかなり増えているが展開はありがちなのである程度予想できる。
全体的に日常シーンがかなり面白いので、最後まで普通に読めると思う。
体験版のノリが共通ルート最後まで続いて、個別ルートに入ると若干シリアスが入ってくる。体験版をやって"合わないな"と思ったら回避推奨。
前作のDQN主人公とは打って変わって今回の主人公は超イケメン。まじ全俺が惨め。
キザったらしくて不快だとかいう感想もあるようだけど、個人的にはかなり好感を持てる主人公だった。
ラブコメとかでありがちな超絶鈍感主人公だけど、ただ単に鈍感なんじゃなくて夕陽の気持ちにわざと気づかないふりをしていることも、それをちゃんと自覚しているのもめずらしいタイプだと思う。
ちなみに、夕陽とかなでの主人公への好感度が開始時点でほぼMAX。
"共通が夕陽ルート"とか言われるレベル。共通ルートで一緒にお風呂とか、夜中に布団に入り込んできたりだとか、主人公の"告白するなら俺からする宣言"とか。あの流れで他のヒロインルートに行くとか夕陽不憫すぎて泣ける。
シナリオの出来的には、紗雪≧ゆあ>>【壁】>>夕陽>かなで。
かなりシナリオの出来の差は激しい。
とりあえず順を追って書いてく。
一番平坦だったのは"かなでルート"
ルートに入ったとたん、今まで響には"理性の塊"といわれ、香穂や奈月には散々不感症だ鈍感だのと馬鹿にされていた主人公の性格が一変する。もはや別人。さすがの俺もビックリだよ・・・
奈月の策略に見事に嵌って、かなでが好きになっていることに気づいた主人公とかなでは付き合うことに。
共通見た感じいろいろうるさそうだった響はあっさりと二人の交際を認めるので、体験版で懸念していた、やたらと響がキれてつっかかってくるみたいなことはなかった。
夕陽ルートも平坦だけど、一応かなでルートよりは見せ場がある。
主人公がイケメンすぎて死にたくなった
あと夕陽が超健気。健気すぎて萌え死ぬ。
紗雪先輩ルートは、序盤部分でも匂わせていた、先輩とゆあの関係なんかを中心に。
紗雪先輩がなんであんなにゆあLoveなのかがわかります。
あと、主人公と付き合いだしたとたんに先輩のキャラが変わる。
紗雪先輩主人公に依存しすぎでヤバい。主人公と同学年になるために留年する!とか言い出す始末。
結果が完全にHappyEndじゃなかったのが残念かな。でもきれいな終わり方だったと思う。
このルートのアフターを是非ファンディスクで見たい。CUBEさんマジ頼みます!
ゆあルートはともかくゆあがかわいかった。
一応トゥルーらしく、一番メインになる物語だと思う。
ゆあや美鈴さんの正体なんかもわかる。
自分がロリコンだと自覚して自爆する主人公マジワロス。
最後はハッピーエンド。若干ご都合主義を感じないでもないけど。
紗雪先輩のゆあLoveオーラが凄まじい。一歩間違えれば百合。
紗雪ルートをやって、その理由を知っていないとただの変態にしか見えない。
音楽かなりいい感じ。
数はそんなに多くないけど、過去の回想のシーンの曲やシリアスなシーンの曲の出来がよかった。
オープニングは一番上に張ったとおり。
エンディング曲が個人的にはものすごくツボ。
全体的にゆったりとした曲が多め。
世界観ゆったりとした世界観で特筆すべき点はとくに見当たりません。
エロ今回かなり頑張ってる印象を受けたエロ関連。
カントク絵は萌え絵だから抜けないだとか、女ライターの書いたエロシーンはちょっと・・・とかそういう主観的な意見は知りませんが、全体的にかなりボリュームがありました。
ただしアブノーマルなエロはまったくないです。
回想枠は各4回づつですが、そのうちの(ゆあ、紗雪、かなで→3回)(夕陽→2回)は"2回戦"まであってかなり尺が長めです。
CGも各シーン"平均"で3枚づつ用意されていて、今作ではかなり力が入っていました。
キスしたりとかイチャイチャしてるのが好きならかなりお勧めです。
ただし、最近のゲームにしては珍しく、"中/外"選択がありません。
基本、夕陽とかなでは外多め、紗雪とゆあはたしか全部中です。何の話かは
察せとか書いててわりと真剣に死にたくなってきたんでエロの話はここら辺でやめます。
そのほか。買う前に体験版は絶対やっておくべきだと思います。
話が単調でつまらないだとか、香穂(又は特定のキャラ)のキャラが不快だとか、主人公がウザいだとか、好きなキャラがいないだとかそういうことを感じたらなら絶対買わない方がいい。
最後まで同じような感じですし完全にキャラ萌えゲーなので好きなキャラがいないとキツいです。
あと女性ライターなのもあって、かなり好みが分かれると思います。
悪いことは言わないからマジで買う前に体験版やっとけ夏ノ雨がよかったから・・・とメーカー買いすると痛い目見るよマジで。
そのせいでエロスケのスコアがかなり悲惨なことに!前作と比べるなよ!というか見えてる地雷は回避しろよお前ら!
キャラ不快だとか掛け合いがワンパターンだとかシナリオの起伏が微妙だとか全部体験版やればわかるだろ!
逆に体験版が楽しめたなら製品版も絶対楽しめます。安心して買っていいと思います。
あと予約特典のピロートークCD、あれはいいものだ。
ボリュームは、事前情報どおり、共通7時間、個別各6~7時間でそこそこ長めかと。
好きなキャラ順はかなで≧ゆあ>夕陽≧紗雪。全キャラかなりかわいいので比べるのは難しいわ・・・